尊厳死で大論議、植物状態の米女性が死亡

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/terri_schiavo/
先日亡くなった私の大好きだった人は、最期は自分で呼吸ができなくなって、呼吸器をつけてなんとか命を繋いでいる状態だったそうです。それはとてもじゃないけど、『生きている』とは言えない姿だったんじゃないでしょうか。
機械が外されて、そのからだがゆっくりと動くのをやめた時に、お医者さんが「ご臨終です」と言ったから、「意識はずっとなくて、それまで機械で生かされていたのに、その機械を外した時間を亡くなった時間って言うなんて、なんか変だよね」と、その人の娘さんが静かに言っていたのを思い出します。”尊厳死”の問題とは少し違うけど、自分で死ぬ時を決められないというのも、なんて切ないんだろう。
私なりにこのニュースの行方を追っていたのですが、シャイボさんが亡くなるという結末を迎えてもこの問題自体の解決はまだまだ先のようで、むしろ『人間』が『生きる』以上、永遠に解決はしない問題なのかもしれません。
「失うのが怖いから、幸せを求めるのをやめるの?
たしかにスウちゃんは今までたくさん辛い思いをしてきたわ。でも、それが『生きるということ』なんじゃないかしら」
「変わるのは怖いけど、変われるはずだろう?だって生きているんだから」

なんだかタイムリーだったのでこのセリフを抜粋。本日最終回のTBS昼ドラ「スウとのんのん」から。今期のTBSはおもしろかったですー。「聞かせてよ」も「スウとのんのん」もハッピーエンドでヨカッタ。コミック原作万歳。来週からは多分1:00からはTBSで30分からはフジだろなー(笑)